ツインズ in Akita
「エメラルドシティ」シアトルは、米国の西北端のワシントン州にある緑と水に囲まれた美しい都市です。ワシントン州は、首都のワシントンDCとは無縁で、地球上空から見ると、左(西)が太平洋で日本側、上(北)はカナダと国境をつくっています。シアトルの人口は、56万人程度の比較的コンパクトな港町であるが、これがなかなか面白い。なんと言っても有名なのは、イチローのいるマリナーズの本拠地であり、セーフコフィールド球場がある。その他には、マイクロソフト社の本社と、ワシントン湖には、ビルゲイツの広大な豪邸もある。さらに、スターバックスコーヒーの発祥の地であり、第1号店もある。その近くには、パイク・プレース・マーケット(Pike Place Market)がある。ここはシアトル観光で一番人気の歴史的な市場で、買い手がつくとサーモンやカニが宙を飛び包装台に運ばれる。他にも、本の通販で有名なアマゾン.comの創業地でもあり、航空機のボーイング社工場もあるのですよ。レストランは、ノースウエスト・シーフードの[Ray’s Boathouse]をはずさないこと。
そのシアトルから、ツインズ(一卵性双生児)がやって来た。私の友人の米国人パイロットTさんが奥様のAkitaへの帰省でつれて来たのである。どうですか?
かわいいですね。街で通りすがりの若い娘が「うわ!この子たち超カワイクねぇ〜」と話しているのを聞いたら、奥様は理解できないようで、「どういうこと!」と怒ってました。この二人は、日本と米国のダブル国籍をもっています。
成人すると、日本か米国のどちらかの国籍を選択することになるそうです。
離乳食も始まり、奥様に聞いてみると、どうやら米国は、口腔内細菌の垂直感染に厳しいようです。要するに母親(父親)の虫歯菌が子供に移るということです。熱い食事をフーフーしたり、熱くないかお母さんが少し口をつけたりすることがありますが、それは禁止。そのために、スプーンが温度によって色が変わり、安全なあたたかさであることをスプーンの色で確認して食べさせることができるという。もしかしたら、これは日本ももうそうなっているのでしょうか?そんな時代の子育ての終わった私たちは知りませんでした。哺乳びんも安全性から、小さなサイズをたくさん用意して、消毒は最低限にとどめて、捨てるようにするようです。
まだ、ハイハイ(這い這い)するだけなので、追いかけ回すこともないのですが、男の子なので、これからどんなにやんちゃになることやら!この次会うのが楽しくねぇ〜(オッと、失敗)。