愛称・・・たぬき
我が家では、犬を飼っていました。初めてその犬を見た時は、ダンボール箱に入れられたムクムクの毛玉が転がっているような感じの可愛い子犬でした。箱の中には、5個の毛玉がいて、一番丈夫で長持ちしそうな毛玉を1個、我が家の末っ子として譲り受けました。顔を見ると犬?というよりたぬき!!というような顔で、みんなに名前の他に「たぬき」と呼ばれて親しまれていました。家族の一員として、楽しいことなどを一緒に経験し、毎日の見送り、出迎えは欠かさずしてくれました。そんな愛犬も気づくと16才。このお盆に、久々に家族が揃い、みんなの顔を見て安心したのか、数ヶ月後、私達家族の心の思い出だけの存在になってしまいました。可愛い子犬も人間同様、白髪になり、腰が悪くなり、立つことができなくなってしまい、悲しみと同時に何か考えさせられた出来事でした。(e)