角館のお祭り
9月8日、仙北市角館町の「角館鎮守神明社」本祭りを見に行ってきました。お祭りの見どころは、国指定重要無形民俗文化財の「やま行事」です。人形師の手により、創られた歌舞伎や武将の人形で美しく飾られた18台もの山車が町内を練り歩き、クライマックスには、山車同士がぶつかりあい激突が始まります。ぶつかりあいは、参拝人の途中で向かい合った山車同士がどちらが道を進むか、譲るかなど交渉をし、
交渉が決裂すれば山車同士がぶつかりあうという迫力あるものでした。
お祭りといえば、中高生時代は、夜店にばかり気をとられていましたが、角館のお祭りでは、飾山囃子や秋田おばこの手踊りなどに魅せられました。そういう年頃になったのかなぁ・・・。中でも山車が武家屋敷通りを練り歩く姿は、本当にきれいで幻想的でしたよ。また、お祭りでは若者たちが自ら祭りを盛り上げ、伝統を守る姿が印象的でした。秋田好きな私としては、そういった若い力で秋田を支え続けてほしいと感じたお祭りでした。(a.s)