西馬音内盆踊り
皆さんは、お盆休みにどこかに行かれましたか?私は秋田県羽後町で行われた、西馬音内盆踊りに初めて行ってきました。開始時間は19時半、私が会場に着いたのは16時頃でした。3時間前にもかかわらず、すでにたくさんの観光客がいて驚きました。まずは急いで観覧場所を確保しました。ブルーシートの前から3列目をゲットし、とても有名な盆踊りなので始まるまでワクワクしていました。18時半からは太鼓が始まりさらに会場は盛り上がってきました。19時になり、もう少しで始まるなと、思った瞬間「ぽつっ」と、残念なことに雨が落ちてきました。その後、雨も少しずつ強くなってきたので、30分観て席を立ちましたが、とても幻想的ですばらしい踊りでした。(Y.I)
西馬音内盆踊りの起源
西馬音内盆踊りの起源・沿革については記録されたものが全くないため、すべて言い伝えによるものです。
正応年間(1288〜93)に源親という修行僧が蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)を勧請し、ここの境内で豊年祈願として踊らせたものという説があります。これが、慶長6年(1601)西馬音内城主小野寺茂道一族が滅び、土着した遺臣たちが主君をしのび、旧盆の16日〜20日までの5日間、宝泉寺(西馬音内寺町)境内で行われた亡者踊りと合流したという説があります。
そして天明年間(1781〜1789)に現在の本町通りに移り、現在まで継承されてきたものと伝えられ、 昭和56年1月21日、国の重要無形民俗文化財に指定されました。