筋肉痛
段々と春の陽気に包まれる日も増えてきましたが、そんな春の訪れに逆らうように、私は先日、北海道でスキーのレースに参加してきました。ポールを立てたコースでのタイムを競うアルペンレースです。歯学体という全国の歯学部の学生の大会があるのですが、今年は北海道での開催。大会そのものは、私の出身、北海道大学は総合ポイントで惜しくも2位に終わりましたが、部の後輩たちの頼もしい滑りは応援し甲斐もありました。
私が出たのはそのOB戦という、おまけのような種目です。結果については・・・、練習量なりですね。今シーズン、それでも10回ほど、毎回4〜5時間は滑っていたのですが、やはりレースは別でした。たった1分のコース、たった1度の滑走、それだけで翌日からありえないほどの全身の筋肉痛。2年ぶりとはいえ、規制されたコースを滑ることがこれほど難しく、負荷のかかるものだったとは。学生のときは全く意識していませんでしたが、完全に体も忘れていたようです。そして、スタート前の緊張感、高揚感。この感覚も久々でした。ウインタースポーツ人口の減少に伴い、年々参加人数が減ってきています。大会での熱戦は変わりませんが、もう少し競技スキーがメジャーになって欲しいなと願わずにはいられません。(K.S)