私の子育て日記
我が家の3歳の息子は、ただ今、何とかレンジャー、何とかライダーに夢中です。日々、なりきっては、「とぉっ!」と体ごとぶつかってきたり、「戦いしよう!」と誘われ、「シャキーン」「バキューン」などと言いながら、部屋中を走り回ったり・・・。ちょっとでも私がさぼろうものなら、「ダメー!座らないでー」と厳しいもんです。こりゃあ男の子はしんどいなーと思っていたある日、部屋の隅っこにしゃがみ、それはそれはかわいい声で「ニャーニャー」と彼が鳴いていました。聞くと、「ねこちゃんだよ」とのこと。いつもとのあまりの違いように、「かわいいねー」と私が褒めまくると、とても嬉しそうにしていました。過剰なまでにかわいいと言われたのがよっぽど嬉しかったのか、その後も度々、「ねこちゃん来たよー」とニャーニャー鳴きながら私の前に登場していました。しかし、最近気付いたことがあります。「ニャーニャー、ねこちゃん抱っこしたいって」(歩きたくない)、「ねこちゃん、ズボン履きたいって」(自分で履きたくない)、「ねこちゃん、アイス食べたいって」(ねこが言うことなら、私もだめと言わないだろう)というように、都合良くねこちゃんが登場してくるのです。健気というか、私がねこちゃんに優しく、あまくなるのを見透かされているというか、3歳児もなかなかやるものです。けれど、男の子。こういう事を言えるのも、あと何年もないでしょう。「またねこか!」と私に突っ込まれ出しても、めげずにニャーニャー言ってる彼に、戦い同様、もう少し付き合ってあげることにします。(N.I)