みんなで温泉ツアー
先日、診療所のスタッフ旅行で、2泊3日の作並温泉ツアーに行ってきました。温泉通の方は、ご存じでしょうが、作並温泉は宮城県仙台市から山形市に向かってJR仙山線で40分ほどのところにある温泉郷です。私達一行は、ゆづくしの宿一の坊に連泊して来たのです。
旅のテーマは、「共体験」。家族も含めて総勢29名が参加し、9/15の土曜日の午後を休診として、診療所から土崎駅まで荷物を担ぎ歩いて出発。今回はJRを利用したツアーだったので、土崎からローカル線で8分、秋田駅で新幹線こまちに乗り替えました。車内でみんなでお弁当。どこか修学旅行のような雰囲気となっていました。仲間と語ったり、ゲームをしたり、メールをしたり、パソコンをしたり、それぞれ思い思いに2時間40分のこまちでの時間でした。仙台からは、仙山線に乗り替え山形方面に向かいます。これがなかなか風情のあるローカル線。ちょうど学生や勤務の人々の乗車する時間となっていたこともあり、生活感のある電車でした。車窓も徐々に山の木々が生い茂る、いい風景となっていきます。
作並温泉駅で一の坊の送迎車で温泉旅館へ、ようやく到着。さすがに疲れ気味。通された部屋は、とても広くきれいで、みんな大満足。いよいよ初日のメインイベント、温泉と会食懇親会です。一の坊は、広瀬川沿いで抜群の景色で5つの湯舟のある露天風呂を始め、露天風呂が3つに内湯が2つあります。それはもう極楽でした。食事をしながら、幹事さんが準備してくれた数々のアトラクションに大いに盛り上がり、係の方に「もうそろそろ終わりにしていただけますか?」といわれるまで、時を忘れてみんなで楽しむことができました。その後は、お風呂に入り、カラオケボックスで熱唱し、とんと夜は更けていったのでした。
次の日は、午前中自由行動。なので、朝はめいめいにやりくりです。それぞれ朝湯につかったり、仙台でショッピングをしたり。それにしても、一の坊の朝食は、よりどりみどりの和風バイキングで、スタッフに大好評でした。
12:30から、宮城県民会館で、いよいよ今回のハイライトである劇団四季ミュージカル「夢から醒めた夢」の観劇です。そして、…すばらしかった!感動で涙々のミュージカルでした。いかに人を感動させることがすばらしいことか。そして、そのためにどれほどの修業をしているのだろうか。日本の頂点のプロ軍団は、こんなにすごいのだ。などなど語り尽くせないたくさんのことをスタッフ全員が肌で感じることができました。いや〜、本当に楽しかった。
3日目最終日は、バス観光。芭蕉ゆかりの地の山寺(立石寺)観光へ。絶壁の山登りをしたものが10数名。ご苦労様でした。思い思いに願をかけて、次は仙台に戻り、ニッカウヰスキー工場の見学へ。そして、仙台から帰路新幹線こまちに乗ったのでした。ところがここで大事件発生!なんと、岩手〜秋田エリアが史上最大の豪雨に見舞われ、こまちが盛岡でストップ、全面運休となったのです。盛岡駅に降ろされたのが、15時過ぎでした。在来線も全てストップ。完全に交通マヒの状態で、秋田まであと1時間40分の行程を残し、私たちは盛岡に取り残されてしまったのです。ごった返す盛岡駅、そして、私たちは…。お〜っと、もう紙面がない!この顛末は、是非、スタッフに聞いてください。
※さきがけnoTheWeb より抜粋
県内を襲った豪雨の影響で、17日午後3時すぎから秋田―盛岡間で運休した秋田新幹線は、18日も始発からの終日運休を余儀なくされた。終日運休は平成9年の開業以来、通算3度目。
JR秋田支社によると、山間部の赤渕(岩手県雫石町)の連続雨量が、最高規制値の280ミリに達したことが理由。
秋田―盛岡間は、山間部の在来線区間を走行することから、土砂災害などが発生しかねない。実際、17日夜には大仙市協和峰吉川で線路脇の盛り土が流出し、復旧工事に追われた。