私の子育て日記
暑かった夏も、そろそろ終わりを迎えようとしいます。今年の夏も、3歳の息子は、「暑い・・・」とバテバテ の私を横目に、汗をいっぱいかいて、外で元気いっぱい飛び跳ねていました。ある日、草むらにジーッとしゃがんでいた彼が、「見て見てー」と走って来て、ギューッと握った手を差し出してきました。指の間から何か黒い物が見え、嫌な予感がしたのですが、あまりににこにこと嬉しそうなので、恐る恐る「それなーに?」と聞いてみました。握っていた手をパッと開くと、そこには2cm位の黒い虫が・・・。まぁ、予想通りだったとは言え、後ずさりしてしまった私に彼は、得意げに、「これ、ためむしー!」と教えてくれました。「ん?ためむし?」聞いたことのない名前でしたが、とっても自信漫々だったので、「そうなんだー」と答えておきました。男の子なので、虫を怖がるよりはいいと思いますが、虫嫌いな私にはドキドキな瞬間でした。お家に帰る時、「つないで行こう!」と手を差し出されましたが、「そっちの手、ためむし掴んだ手、だよね・・・」と、つなぐのをちゅうちょしてしまったのは、言うまでもありません。けれど、残り少ない夏、目一杯自然と触れ合ってほしいなと思う私でした。(N.I)