娘とのツーショット
我が家には、娘2人がいる。2人とも私の希望で、アルペンスキーをやっている。私自身、雪深い田舎(横手市大森町)で育ち、小さいときからスキーをやっていた。中学生のころは、競技スキーをやっていたが、高校時代は、さすがに受験勉強のため休み、北海道大学に入ってから、一生懸命、競技スキーに打ち込んでいたものだ。
上の娘は、小学校3年生からレースに出場し、小学校時代から、数々のレースに優勝し、中学校2年となった今シーズンは、秋田県大会で3位となり、念願の全国中学校大会に出場することができた。長野の野沢温泉で行われた2月の全国大会では、力が及ばなかったものの、本人にとっては楽しい思い出となったようだ。おまけに、3月には、韓国でのチルドレンレース・アジア大会の代表に選ばれ、大回転で2位、回転で4位の成績となり、会場となったヨン様「冬のソナタ」の舞台、ヨンピョン(ドラゴンバレーと言った方が有名でしょうか?)での日々も、満喫してきたようである。
さて、秋田市の中体連広報紙「アクセス」で、その娘の紹介記事を載せる依頼がきた。1月のことである。"若きアスリートたち"のページで父からの応援という項目があった。文章は、問題なくできたが、写真の選定に悩むこととなった。まず、手元にレース中の写真がないことに気づいた。普段、レースの手伝いをすることがあっても、コースは柵で閉鎖されていて、近くに行けないため、ビデオはたくさんあるが、写真をとっていないのであった。そこで、思案した結果、娘との仲むつまじいツーショットを載せてもらうことにした。
そして、「アクセス」が発行になった。この広報紙、けっこう、みんな見ているようで、たくさんの方の反響があった。難しい年頃の娘と父親との写真というのがインパクトあったのでしょうか?写真の構図が掲載規定と違い、反則だったのかも知れません。ただ、我が家で言えることは、何かことがあると、そうしたツーショット写真を撮っているという事実です。私が、男3兄弟で育ったせいか、本当に、2人の娘と一緒に過ごすのは、楽しいのです。
いよいよ4月、2人は、それぞれ新しい学年となりました。これから、もう少しの間、大人になって親離れするまで、楽しい時間を過ごしていきたいものである。