かわいいお手伝いさん
つい先日、スタッフが治療に来た際、今年7歳になる長男のH君を連れて来ました。H君は幼い頃から恥ずかしがり屋で、「こんにちは」とあいさつしても、もじもじしてなかなか返事のできないかわいい子です。お母さんの側から離れないH君に、「もっと近くに来てもいいよ」と声をかけ、「お母さんが早く終わるようにH君にお手伝いしてもらおうかな」というと、少しはにかみながら、横にちょこんと座りました。ユニット(診療台)に付いているボタン押して倒したり起こしたり、「うがいしてください」とか、「倒します」と声までかけ、終わる頃には得意げな顔になっていました。帰り際、「H君また手伝ってね」というと、「うん」と言ってさようならをしました。次の日、スタッフ(H君のお母さん)から聞いた話によると、歯医者さんでのお手伝いがとても楽しかったらしく、また次もお手伝いするとはりきっているとのことでした。そういえば、将来は「お医者さんになりたい」と言っていたH君。歯医者さんに転向して、いつか本当に一緒に仕事ができたら・・・と想像がふくらんだのでした。(Y)