診療所の研修旅行
すでに、ホームページでもご紹介していますが、7月16、17日の連休を利用して、診療所旅行に出かけてきました。目的は、社会見学と診療所メンバーの親睦を強化すること。そして、何より楽しい時間を過ごすことでした。
私のひとつの視点として、世の中で通用している基準とは、どのようなものかを、この機会に再度勉強する、ということがあった。みちのくの小京都といわれる角館には、なぜ観光客が集まるのだろうか?また、そこでは、どのような商売が受け入れられているのだろうか?といったことを考えて風情ある街を歩いた。武家屋敷や資料館の入館料は、300〜500円、さまざまな郷土の飲み物と食べ物が販売されており、人力車は15分で3,000円であった。西宮家での昼食と安藤醸造での旧家の見学、おみやげに生もろこしを買ってみた。
かば細工の店で、新聞の切り抜きに、日本で一番住みたい町にランキングされ
たとあったのを見てビックリ。一緒の娘にどうして?と聞かれて、「う〜ん、
観光にきた時の感触と、実際に生活するというのは、大きなギャップがあるか
らなあ〜」とわけのわからない返事をしたのでした。
そして、田沢湖畔でたつこ姫と面会。昨年、スエーデン研修の際に、飛行機
の中継点として寄ったコペンハーゲンで、人魚姫を見に行ったが、どちらかと
いうと、たつこ姫の像は、それ以上にすばらしい出来である。それでも、残念
ながら、アンデルセンと国際都市にはかなわない。
そこから、御座の石を回り、田沢湖高原温泉へ。いま流行の岩盤浴へトライ。
キャンペーン価格1時間で1,500円。癒しの料金である。ホテルは、田沢高原ホ
テル。硫黄の臭いがかぐわしい白いお湯。これぞ、日本の温泉である。そう、
このあたりの温泉郷は、日本の秘湯もあり、秋田には、このようなすばらしい
ところがあるのだと再認識した。
夜の宴会は、誕生日のお祝いがあり、カラオケがあり、いつもの本領発揮の盛
り上がりであった。私にとっては、診療所のメンバーが楽しんでいる姿が何よ
りの喜びでした。
さあ、夏本番。暑さに負けずに、がんばろうと意気をあげているこの頃です。