インプラント治療 Part1
みなさんは自分の歯に自信はありますか?私はありません。歯科衛生士のくせにと思うかもしれませんがなかなか苦労人です。私は右下に一本歯がありません。中学生の時にそこの部分の乳歯を抜きました。通常であれば、乳歯の下に永久歯があり、乳歯が抜けてもそこから永久歯が生えてきますが、私はそこに永久歯がなかったのです。抜いてからは本当に大変でした。まだ中学生で無知だった私は、そこの部分をそのままにしました。年々そこの歯がないことが苦痛になっていきました。咬みずらい!食べ物がはさまる。笑うと歯がないのがみえるなどです。衛生士学校に入り、両隣を支えにするブリッジ、部分入れ歯、インプラントなどいくつかの方法を知りましたが、どれも抵抗がありました。ブリッジは両隣の歯を削らなければいけないし、部分入れ歯はバネが見えるし・・・。そこでインプラントを知りました。学生時代、バイトしていた歯科医院で、「人工歯根(インプラント)を始めようと思っている。無料でやってみないか?」と言われました。無料!歯を削らなくてもいい!バネがない!それは私にとって夢のような話でした。しかし、「これから始めようとしている先生にまかせていいのか?手術するのに大丈夫なの?だいたい、インプラントって大丈夫なの?」と不安が山のようにありました。そのため、踏み切れず、その時はインプラントをあきらめました。そして、港町歯科クリニックに勤務して四年が経ち、インプラントを行うことにしました。患者さんとのインプラントのカウンセリング、手術のアシスタントにつくようになり、院長、山岡先生の技術を間近にみているからこそ、安心して行えると思い、決意しました。これから、私のインプラント治療については、後日、報告していきたいと思います。(T)