私の子育て日記
寒さの厳しい毎日です。窓の外を見るたび、「また降ってきた…」「雪かきしなきゃ…」と、暗い気持ちになる私の横には「ゆっきー、きれー」と窓をたたいて、嬉しそうにしている息子がいます。去年の今頃は生後6ヵ月だったので、雪など分かるはずもなく、今年雪を初めて見るようなものなのでしょう。この大雪で、私には恐れていることがあります。それは車を動かすことです。というのも、12月にしてすでに5回程身動きができない位、雪にはまっているからです。それもすべて朝、出勤する前で保育園に連れて行こうと、息子も乗せている時です。あたふたと雪を寄せたり、どうしよう…とボーゼンとしたり。最後は人の手を借りてやっと脱出できるのですが、その間20〜30分車の中に息子を乗せっぱなしになってしまいます。初めは、ドアを開けるとわーんと泣きながら手を伸ばしてきたりしたのですが、先日、雪から脱出し「待たせてごめんねー」と、ドアを開けると、チャイルドシートから体半分はみ出し、手をだらーっとさせ、私をさめた目で見る息子の姿がありました。彼もチャイルドシートから脱出しようとして断念したのでしょう。笑いそうになるのをこらえ、もう一度、「ごめんね…」と言うと「あー」とそっけないひと言を返されてしまいました。「いーかげん待たせすぎだよ!」という声が聞こえてきそうでした。親子共々、くたくたになる冬の朝は、まだまだ続きそうです。(N.I)