やっぱり今年も異常気象
異常気象である。台風やハリケーンが、大型化し大挙やって来た。米国では、カトリーナによる被害が深刻である。最大の被災地となったニューオーリンズは、米国で有数のコンベンション都市であり、ジャズのメッカとして知られている。それが、あの惨状である。残念ながら、私は行ったことがないが、もう、以前の古き良きニューオーリンズの街並みはなくなるのだろうか?
それにしても、この異常気象の原因をつくっているのは、まぎれもなく米国であると思う。私は、科学的な検証をしたわけではないが、そういう感触を持っている。大量生産・大量消費は、膨大なエネルギーを使い、大気中に二酸化炭素を放出している。米国のホテルは、どこも、夏はもちろん、春から秋にかけて、強烈な冷房がかかっており、その対価として、熱を放出している。これらの商業主義は、地球の温暖化に拍車をかけている。なぜ、米国自身が自らつくっている異常気象で、被害を受けていることに気がつかないのであろうか?
ヨーロッパの氷河に目を転じると、元オリンピック選手の話から、ロープウエー1本分、約5,000mがこの25年の間に溶けてなくなってしまっているという。そして、海水の水位が上がっている。夏の氷河スキーも、いよいよ、数十年で終焉を迎えることになるかも知れない。
いま、インターネット上を見るとチームマイナス6というサイトがある。
地球温暖化に草の根レベルから対応していこうというプロジェクトである。確かに、この地球規模の問題は、私たちが日常生活で心がけることで、少しずつ貢献していく姿勢が必要なのだろう。アドレスは、http://www.team-6.jp/
是非、皆さんも見てください。