歯石をとるために
7月20日当院の研修室にて姫野宏先生から「シャープニング」を中心とした研修を受けました。「シャープニング」とは歯石を除去するための「スケーラー」という道具の刃先を研ぐテクニックです。患者さんの歯に硬く付いてしまった歯石を効率よくきれいに除去するには「スケーラー」の刃先がとても大切なのです。料理包丁と同じく、使用しているうちに刃の切れ味が鈍くなってくるので、この「シャープニング」が必要になります。角度、砥石を動かす力など1つ1つが個人によって違うのでスケーラーの刃先の形も変わってきます。研修では実際に姫野先生がデモンストレーションをし、普段使用しているスケーラーの刃先をチエックして頂きました。そして私も実際にシャープニングを行いました。今までの方法よりも刃に砥石をあてる角度、加減がよくわかるようになりました。適切にシャープニングされたスケーラーはやはり歯石がよくとれます。これからも練習してシャープニングも歯石とりも上達して診療に生かしていきたいです。(N.A)