海外インプラント研修ツアー報告
去る5/31から6/7まで米国フロリダ州のタンパに赴き、インプラント関連の研修会を受講してきた。今回、訪れたのは、米国でもっとも有名なインプラント専門医で、口腔外科医のひとりであるMchael A. Pikos 先生の診療所である。ピコス先生は、1990年からこうした研修会を行っており、これまでの受講者の数は、1,600人を超えると言う。日本からの参加は、今回が初めてのことで、歴史に名を刻んだことになる。しかも、当診療所からは、私の他に、山岡先生とスタッフ3名の合計5名が参加した。
研修会は、いくつかのテーマで行われており、私たちが受講したのは、Advanced Bone Grafting コースである。これは、日本語にすると「上級者のための骨移植術」と言うところであろうか。つまり、インプラントを行うにも、骨の吸収が著しい場合、そのままでは、インプラントが不可能である。そこで、口の中のいくつかの部分から骨を採取し、インプラントを行う場所に移植して骨を創り上げるのである。実際に3人の患者さんへの手術の見学もすることができ、3日間の研修会であったが、充実した内容であった。
とは言え、旅は大変である。シカゴまで12時間、そこから、タンパへ2時間半。成田を出発するのが、1時間以上遅れてしまい、シカゴでの乗り換えで予定の便に乗れずに、どうにか次の便に乗れる手配ができたものの、待ち時間も長く、最終的にホテルに着いたのが、夜中の1時頃であった。おまけに時差が、ほぼ12〜13時間と言うことで、日本と朝夜が見事にひっくり返っているし・・・。
研修ツアー報告については、まもなく、What’s new で公開しますので、こちらをご覧下さい。