読書の秋
まだまだ暑い日が続いていますが、九月になり読書の秋なので本を楽しもうと
思います。京極夏彦さんの『狐花 葉不見冥府路行』。
読み方は、『きつねばな はもみずにあのよのみちゆき』です。毎回、読み方が難しい
タイトルです。今年の八月納涼歌舞伎の舞台用に書き下ろされた小説です。
時代設定は、江戸です。『京極堂シリーズ』の主人公中禅寺の御先祖様が登場する
小説でタイトルは全て彼岸花の別名がついています。残念ながら、八月納涼歌舞伎
は観劇できませんでしたが、登場人物を実際に演じた歌舞伎役者で想像しながら読
むのも良いなと思っています。(の)