悩ましきオンラインでの取り組み
まず始めに、当クリニックでは、感染予防の取り組みをたくさん実施しております。今回は、皆様に空間・空気環境の点に絞って、お知らせいたします。
●三密を避けよう、というフレーズがあります。こちらでも、混雑時の待合室の「密集」問題がありました。
そこで、現在は、待合室スペースを2階まで広げ、間隔を空けてお座りできるようにしました。
●「密閉」によるエアロゾル対策として、待合室に、0.5μm というウイルスレベルの粒子まで濾過(ろか)する強力な空気清浄機を配備しました。
次亜塩素酸水噴霧は、有効性の根拠が薄く、身体に害があるという報告もあるので、採用しておりません。
●飛沫予防策については、24年前の改築移転以来、すべての診療台に、天井からお口のすぐそばで吸引する口腔外バキューム装置を設置していたので、難なく対応できています。(こんな歯科医院は、そんじょそこらにはありません。) もちろん、診療スタッフも、マスクとフェースシールドを付け、空間全体系として皆様の健康に影響の無いようにしております。
さて、世の中、テレワーク(「tele= 離れた所」と「work= 働く」をあわせた造語)が広く浸透してきました。在宅勤務も、ひとつのテレワーク。自宅で、昔の失敗を思い出しては、テレ笑い……(・_・)、失礼しました。
私たちの業界でも、最近は、オンラインを使った会議や学会が行われるようになりました。数ヶ月前には、考えられなかった変化です。
便利なのですが、いくつかの不都合も生じます。
ひとつは、日時を参加者の都合に合わせることができるので、出席できない言い訳(交通事情、日時が合わない)ができず、会議から逃れられません。毎晩会議とか・・・。
また、オンライン学会は、いくつものパスワード入力が必要で、かなり面倒な手続きとなり、時間がかかって苦労します。
特に、私の場合、パスワードを忘れてしまい、再設定というケースが多発して、困っています。あぁ〜、悩ましい!
本来であれば、7月になり、いよいよ東京オリンピックが始まります…と胸が高鳴るはずでした。
残念です。
これから、本格的な暑い夏に突入となりますが、診療室内は、清浄な空気と涼しげな環境をこしらえております。 ウイルス感染の予防には、お口のクリーニングが、かなり重要であることもわかってきました。ぜひ、ご自宅での口腔ケアと共に、私どものプロフェッショナルケアにお越しください。スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちいたしております。