2009年 明けましておめでとうございます
いよいよ平成21年が始まりました。当クリニックにとって一大転換点となった激動の2008年は終了しました。あまりにいろいろなことがあったので、ここで少しダイジェストでお話をします。
設備面のこと。今までは拡大鏡(ルーペ)で3倍程度の拡大で治療していました。それでも、かなり精度が上がるのですが、顕微鏡(マイクロスコープ)の導入で、必要に応じて3〜21倍の拡大、そして、何より光が視軸といっしょに入っていくため、よく見えるようになり、よりよい精密治療を追求することができるようになったのです。また、歯科用CTを設置したことで、より正確に歯科疾患の診断と解剖学的な位置形態を把握することができ、インプラント治療はもちろんのこと、その他に歯を救うためにも、より安全で確実な治療ができるようになりました。そして、各診療台単位でカルテのコンピュータ入力管理が行えるシステムを整えました。
診療体制面のこと。昨年より、佐藤は理事長職に専念し、山岡が院長に就任しました。院長のブログ「にこにこ拡大計画in秋田」にもあるように、スタッフと一丸となり、多大な成果を着実にあげています。そうした当クリニックをサポートしていただいているのが、DBM(デンタルビジネスマネージメント)というコンサルティング会社です。毎月の継続的なスタッフ指導により、弱点となっていた接遇面も強化しつつあります。トリートメントコーディネーターとゲストリレーションズという他では滅多に見られない専門職も配置しました。
さて、こうした活動を支えているコンセプトは何かを考えてみました。
「港町歯科クリニックは、新しい歯科クリニックを創造し続けています」という本質は、一体何なのだろうか?その答えは、「創造的適応」(伊藤守Coach’s VIEWより)にあることに気づきました。21世紀は、速いスピードで予測できない変化が連続的に生じてきます。それに、その都度、対応しようとしていては、後手後手になって遅れてしまいます。それを解決するコンセプトは、「変化に適応するために、変化を予測し、変化そのものを自ら創り出すこと」にあるということです。スピード感をもって迫る未来に適応する最善策として、未来の変化を自分の手で創り出してしまえ!ということです。
さあ新たなる2009年。未来に希望をもって、皆様の幸せのために、港町歯科クリニックもよりよい変革にチャレンジし続けますので、どうぞよろしくご愛顧の程お願い申し上げます。