治療後の腫れ・痛み

治療の終了した歯の腫れや痛み

根っこの治療が終了し、その後、土台をたて補綴物を入れたとしても、根っこの先に炎症が生じ、腫れたり痛んだりすることがあります。

わが国における根っこの治療の研究・調査によってわかったことは、根っこの治療後、X線写真を見て判断すると約70%の歯で根っこの先に膿(うみ:根尖病変)ができているということです。
※参考文献:
「わが国の歯内療法の現状と課題」日本歯内療法学会誌 2011年 第32巻 第1号
「歯内療法の現状と課題」    日本歯内療法学会誌 2000年 第21巻 第2号

これは、根っこの構造がきわめて複雑で、かつ、根管が狭窄したり屈曲していることも珍しくなく、すべての根管の中をくまなく清掃消毒することが不可能であるためです。そして、再治療するにも、根っこの中に深く強固なポストが合着されていたり、高価な歯冠修復物が装着した状態になっていると、それらの撤去は困難をきわめます。
また、撤去しようして削っている途中で歯に穴があいたり、外そうと力を加えることで歯が割れたりする危険性もあります。さらに、一度治療された根っこの再治療による成功率は、著しく低下し成績が悪くなります。

当クリニックでは、そのような場合には、外科的歯内療法を適用することで、ポストや補綴物を外さずに治療することができます。(ペインフリーエンド:根っこの外科治療へ)
特に、マイクロスコープ(実体顕微鏡、手術用顕微鏡)を駆使したマイクロサージェリーは、術後の治療成績を大きく向上させています。
治療終了後に、根っこの先が腫れたり痛んだりするのは、患者さんにとって、とても苦痛となります。また、一生懸命に治療を行った歯科医師にとっても、心が痛むもの。お困りの方は、どうぞ当クリニックにご相談ください。